Bリーグの優勝はどう決まる？順位の決め方を解説

当記事では、Bリーグの順位の決め方を、公式レギュレーションを参照しながら解説します。

「Bリーグのチャンピオンってどうやって決めてるんだろう？」「同じチームの順位が並んだらどうするんだろう？」といった疑問が解消できれば幸いです。

Bリーグの公式レギュレーションをかみ砕いて分かりやすく解説します。

参考になれば幸いです。

Bリーグの「優勝」はチャンピオンシップの王者

まずはBリーグの「優勝」の定義を確認しておきましょう。

Bリーグは各チーム60試合を戦うリーグ戦と、その上位チームのみが進出できるチャンピオンシップの2段構えとなっています。

Bリーグの「優勝（＝年間王者）」とは、このチャンピオンシップの優勝クラブです。

Bリーグのリーグ戦順位は勝率で決定

各種スポーツのリーグ戦は、勝ち点方式（Jリーグ等）や勝率方式（プロ野球等）が一般的です。

Bリーグにおいては、プロ野球と同様に勝率方式を採用しています。

勝率の計算方法

リーグ戦の勝率計算方法は非常にシンプルで、以下のとおりです。

Bリーグにおいては引き分けの概念がありませんので、シンプルな計算式ですね。

※Bリーグは決着がつくまで延長戦を繰り返します

勝率が並んだ場合の取り扱い

各チーム60試合を戦いますが、勝率が並ぶケースも想定されます。

勝率が並んだ場合は、以下の順で優先順位を決定します。

(1)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて勝率が高いクラブ
（※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象）

(2)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて得失点差が多いクラブ
（※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象）

(3)当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて1試合あたりの平均得点数が多いクラブ
（※3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象）

(4)リーグ戦すべてのゲームにおける得失点差が多いクラブ

(5)リーグ戦すべてのゲームにおける1試合あたりの平均得点数が多いクラブ

(6)抽選

Bリーグ公式レギュレーションより引用

抽選までもつれることはまず無いと考えられますが、かなり細かく規定されているのが分かりますね。

Bリーグチャンピオンシップのルール

リーグ戦を勝ち抜き、Bリーグチャンピオンシップを制覇したクラブが年間王者となります。

ただし、チャンピオンシップに出場できるクラブは8クラブのみです。

以下でチャンピオンシップの出場枠の決め方と、大会ルールをご紹介します。

Bリーグチャンピオンシップの出場枠

チャンピオンシップの出場枠は8枠です。

まずはレギュレーションの規定をご覧ください。

各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた16クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する

Bリーグ公式レギュレーションより引用

これを図示すると以下の通りとなります。

上位3クラブは分かりやすいのですが、少々分かりにくいのがワイルドカードと呼ばれる2枠です。

全体を通しての上位2クラブ（勝率が高い2クラブ）が出場枠を獲得できるのです。

Bリーグチャンピオンシップの順位の決め方

チャンピオンシップは8クラブによるトーナメント方式です。

全ての試合が2戦先勝方式で実施されます。（先に2試合勝ったチームの勝ちとなり、1勝1敗の場合のみ3試合目を行います）

Bリーグの順位の決め方　まとめ

ここまでの内容を簡単におさらいします。

以下の記事では、Bリーグの歴史についても開設しています。

Bリーグに関心がある方はぜひご一読ください。

当サイトがバスケットボールの理解に役立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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