この記事では、バスケットボールにおけるバックコートバイオレーションについて解説します。
バックコートバイオレーションとは「オフェンスはバックコートにボールを戻してはならない」というバスケットボールの反則です。
当記事では、以下の観点で詳しく解説します。
- バックコートバイオレーションのルールを解説
- バックコートとフロントコートの違いを整理
バスケットボール初心者にも分かるよう、図解を活用しながら簡単で分かりやすい解説を心がけております。
参考になれば幸いです。
バックコートバイオレーションとは?
バックコートバイオレーションとは「オフェンスはバックコートにボールを戻してはならない」というバスケットボールの反則です。
正式にはバスケットボール競技規則第30条に規定されているルールです。
ここでは「用語の定義」「反則になった場合にどうなるか」について解説します。
バックコートバイオレーションの用語定義
まずはバスケットボール競技規則をご覧ください。
フロントコートでライブのボールをコントロールしているチームは、ルールに違反してバックコートにボールを返してはならない。
バスケットボール競技規則第30条 より引用
このように、バスケットボール競技規則にて「バックコートに返してはならない」と明確に定義されています。
なお、ドリブルでもパスであっても、バックコートにボールを戻した時点でバックコートバイオレーションが宣告されます。
バックコートバイオレーションになるとどうなる?
バックコートバイオレーションが宣告されると、相手チームのスローインとなります。
バスケットボール競技規則では、以下のように規定されています。
バックボードの裏側以外の場所で、違反が起こった場所から最も近い位置で相手チームにフロントコートからのスローインが与えられる。
バスケットボール競技規則第30条 より引用
相手にボールが渡らないよう、できるだけ避けたいプレーですね。
なお、スローインによる再開の位置は反則の内容によって異なります。
- ドリブルの場合:
バックコートバイオレーションが宣告された位置から最も近いサイドラインから再開 - パスの場合:
パスを受け取った選手の位置から最も近いサイドラインから再開
バックコート/フロントコートとは
「そもそもバックコートって何?」という方は以下の図をご覧ください。
ざっくり理解するなら、この図だけで十分です。
一段踏み込んで理解するのであれば、以下のポイントも覚えておきましょう。
【注意】スローインでもバックコートバイオレーション
バックコートバイオレーションのルールにおいて忘れがちなのが、スローインも対象となるという点です。
フロントコートからバックコートにスローインで投げ入れた場合、バックコートバイオレーションとなりますので注意しましょう。
なお、以下の記事ではバスケットボールのバイオレーションについて一覧形式でまとめています。
合わせてご覧いただき、理解を深めていただけると幸いです。
関連記事:【初心者向け】バスケのバイオレーションとは?11種類のルールを解説
当記事がバスケットボールのルール理解に役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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