この記事では、バスケットボールにおけるインターフェアについて解説します。
インターフェアとは「シュートが打たれた時にバックボードやリングに触れてはいけない」というバスケットボールの反則です。
当記事では、以下の観点で詳しく解説します。
- インターフェアのルールを解説
- インターフェアの罰則をオフェンス・ディフェンス毎に整理
バスケットボール初心者にも分かるよう、簡単で分かりやすい解説を心がけております。
参考になれば幸いです。
インターフェアとは?
インターフェアとは「シュートが打たれた時にバックボードやリングに触れてはいけない」というバスケットボールの反則です。
正式にはバスケットボール競技規則第31条に規定されているルールです。
以下のときにインタフェアレンスになる:
バスケットボール競技規則第31条 より引用
・フィールドゴール、あるいは最後のフリースローのとき、ボールがリングに触れている間に、プレーヤーがバスケットあるいはバックボードに触れる。
・あとにフリースローが続く場合、フリースローのボールがバスケットに入る可能性が残っているときに、プレーヤーがボール、バスケット、バックボードのいずれかに触れる。
・プレーヤーがバスケットの下から手を入れてそのボールに触れる。
・ディフェンスのプレーヤーが、ボールがバスケットの中にある間にそのボールやバスケットに触れ、ボールがバスケットを通過することを妨げる。
・プレーヤーがバスケットを揺らしたり掴んだりしたことで、ボールがバスケットに入ることが妨げられた、あるいはバスケットに入ったと審判が判断する。
・プレーヤーがバスケットをつかんでボールにプレーをする。
リングやバックボードに触れるという反則ですので、目にすることは少ないです。
得点が入りそうなシュートを、ゴールやバックボードを揺らすことで妨害することを防ぐのが目的のルールです。
ネットに触れることもインターフェアなので覚えておきましょう。
イメージしやすいケースでは、リングの下からネットを通ってゴールを妨害するケースです。
こちらもネットやリングに触れているとみなされ、インターフェアが宣告されます。
インターフェアの罰則
インターフェアはオフェンス、ディフェンスのいずれにも宣告される反則ですので、それぞれの罰則が規定されています。
ざっくりと、以下のとおりご理解ください。
- オフェンスの反則
⇒シュートは無効となり、相手チームのスローインで再開 - ディフェンスの反則
⇒相手チームに得点が与えられる(得点はそのボールがバスケットに入った場合と同様に取り扱われる。)
基本的にはゴールを妨害するディフェンスに発生しやすい反則ですが、オフェンスも対象となる点は頭に入れておきましょう。
オフェンスのインターフェアでは、バックボードを揺らしてゴールをサポートすること等が考えられますね。(めったにないですが・・)
罰則の詳細はバスケットボール競技規則第31条に規定されていますので、以下もセットでご覧ください。
31-3-1 オフェンスのプレーヤーがバイオレーションをした場合、得点は認められない。
バスケットボール競技規則第31条 より引用
ルールの中で別途規定がある場合を除き、ボールは相手チームにフリースローラインの延長線上からのスローインとして与えられる。
31-3-2 ディフェンスのプレーヤーがバイオレーションをした場合、オフェンスのチームに以下の得点が与えられる:
・フリースローの場合は、1点。
・ツーポイントフィールドゴールエリアからボールが放たれた場合は、2点。
・スリーポイントフィールドゴールエリアからボールが放たれた場合は、3点。
得点は、そのボールがバスケットに入った場合と同様に取り扱われる。
【合わせて知りたい】ゴールテンディング
インターフェアとセットで覚えておきたいルールがゴールテンディングです。
ゴールテンディングとは「落下中のシュートは触れてはいけない」という反則です。
詳細は以下の記事で解説しています。
インターフェアと並んで規定されているルールですので、ぜひ合わせてご覧ください。
なお、以下の記事ではバスケットボールのバイオレーションについて一覧形式でまとめています。
合わせてご覧いただき、理解を深めていただけると幸いです。
当記事がバスケットボールのルール理解に役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
バスケットボールの人気は高まっているとはいえ、Bリーグ中継はテレビではほぼ見られないのが現状です。
バスケットLIVEならB2を含め全試合視聴可能です。
- 最大半年の無料期間あり
- 月額508円という圧倒的な安さ
- B1,B2全試合はもちろん、天皇杯や日本代表戦も配信
- Yahooプレミアム会員特典も受けられる
当サイト管理人も加入している、バスケットボールファン必見のサービスです。