この記事では、バスケットボールにおけるチームファウルについて解説します。
バスケットボールではファウルの回数が選手だけではなく、チーム単位でもカウントされています。
当記事では、以下の観点で詳しく解説します。
- チームファウルのカウント方法
- チームファウルの罰則
バスケットボール初心者にも分かるよう、簡単で分かりやすい解説を心がけております。
参考になれば幸いです。
チームファウルのルール概要
チームファウルとは、チーム単位でファウルの回数をクォーターごとにカウントするルールです。
チームファウルが4回に達するとそれ以降のファウルは相手チームにフリースローが与えられます。
5回目以降(6,7回目も)のチームファウルから罰則が適用されるのです。
チームファウルのカウント方法
チームファウルについては、バスケットボール競技規則の41条に規定されています。
まずは原文をご覧ください。
41-1-1
チームファウルに数えるファウルとは、プレーヤーに記録されるパーソナルファウル、テクニカルファウル、アンスポーツマンライクファウル、ディスクォリファイングファウルのことをいう。1チームに対してクォーターごとに4個のチームファウルが記録された後は、チームファウルのペナルティシチュエーションになる。41-1-2
プレーのインターバル中に起こった全てのチームファウルは、次のクォーターあるいはオーバータイムに起こったものとみなされる。41-1-3 各オーバータイムに起こった全てのチームファウルは、第4クォーターに起こったものとみなされる。
バスケットボール競技規則第41条 より引用
ポイントは以下のとおりです。
パーソナルファウルだけではなく、テクニカルファウル等もカウントされる点は要注意です。
テクニカルファウルはコーチにも適用されるファウルですが、チームファウルはプレーヤーのファウルのみカウントされます。
見落としがちな例外ですので、覚えておきたいですね。
コーチのテクニカルファウルはチームファウルにはカウントされません。
チームファウルの罰則
罰則についても、まずは規定の原文をご覧ください。
41-2-1
チームファウルのペナルティシチュエーションにあるチームのプレーヤーが、ショットの動作(アクトオブシューティング)中ではない相手チームのプレーヤーにパーソナルファウルをしたときは、罰則としてスローインではなく2本のフリースローが与えられる。このとき、ファウルをされたプレーヤーがフリースローシューターになる。41-2-2
バスケットボール競技規則第41条 より引用
ライブのボールをチームコントロールしている、あるいはボールを与えられることになっていたチームのプレーヤーがパーソナルファウルをしたときは、チームファウルの罰則は適用されず、相手チームのスローインになる。
ポイントは以下のとおりです。
シュート動作中のファウルについては、チームファウルの規定(フリースロー2本)は対象外です。
また、オフェンスファウルの場合はチームファウルにカウントはされますが、罰則は対象外となることも覚えておきたいですね。
チームファウルまとめ
ここまでの内容を簡単におさらいします。
- チーム単位でファウルの回数をクォーターごとにカウントするルール
- チームファウルが4回に達するとそれ以降のファウルは相手チームにフリースローが2本与えられる
- 基本的に全てのファウルがチームファウルにカウントされる
当サイトがバスケットボールの理解に役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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