バスケのルール

【〇秒ルール】バスケットボールの秒数制限バイオレーションまとめ

〇秒ルールまとめ

この記事では、「〇秒ルール」と呼ばれるバスケットボールのバイオレーションについてまとめています。

3秒ルール、5秒ルール、8秒ルール、24秒ルール(14秒ルール)について解説しておりますので、参考になれば幸いです。

関連記事:【初心者向け】バスケのバイオレーションとは?11種類のルールを解説

バスケットボールの時間に関するバイオレーションとは?

バスケットボールでは、秒数制限のルールがいくつも規定されています。

この秒数制限に違反した場合、バイオレーション(反則)となります。

バスケマニア
バスケマニア
ファウルとバイオレーションの違いはざっくりですが以下のとおりです。
ファウル
  • 主に身体的接触を伴う反則や、スポーツマンらしからぬ行為
  • 何度も繰り返すと退場となる(基本的には5回)
バイオレーション
  • ファウル以外全般の反則
    ⇒〇秒ルール、ダブルドリブル、トラベリング等
  • 繰り返しても退場になることはない

〇秒ルールでバイオレーションを取られると、相手ボールのスローインから再開となるため、しっかりと頭にいれておくべきルールです。

バスケットボールの「○秒ルール」まとめ

以下では、3秒ルール、5秒ルール、8秒ルール、24秒ルール(14秒ルール)について順番にご紹介します。

詳細を解説した記事のリンクも掲載しておりますので、詳しくはそちらの記事もご覧ください。

3秒ルール

3秒ルールの概要
  • オフェンス側は制限区域内には3秒以上とどまってはいけないというルール
  • 長身選手がゴール下に常に陣取ることを防ぐことが目的

3秒ルールとは、制限区域(ゴール下)に3秒以上とどまってはいけないルールです。

ただし、以下のようなケースは例外とされています。

  • 制限区域から出ようとしている
  • シュートを打つためにドリブルをしている
  • 味方(もしくは自分)がシュートを打っている

さらに詳しくは以下の記事で解説していますので、気になる方は合わせてご覧ください。

5秒ルール

5秒ルールの概要
  • オフェンスの選手は5秒以内に何らかのアクションを起こさなけらばならない
    ※相手が接近してこない場合を除く
  • バスケにスピード感を生み出すための重要なルール

5秒ルールとは、オフェンス選手は5秒以内にパス・シュート・ドリブルの何らかの行動を開始する必要があるルールです。

あくまでもパス・シュート・ドリブルを「アクション」とみなしている点には注意が必要です。

バスケマニア
バスケマニア
フェイントやピボットはダメなのですね。

詳しくは以下の記事で解説しておりますので、気になる方は合わせてご覧ください。

8秒ルール

8秒ルールの概要
  • 8秒ルールの基本は、「8秒以内にボールをフロントコートに運ぶこと」
  • バスケにスピード感を生み出すための重要なルール

8秒ルールとは、8秒以内にボールをフロントコート(要するに相手の陣地)に運ぶ必要があるというルールです。

なお、アウトオブバウンズでボールがコートに出た場合は、8秒のカウントは中断します。

8秒ルールはシンプルなルールですが、8秒のカウント方法には注意が必要です。

詳しくは以下の記事で解説してますので、合わせてご覧ください。

24秒ルール

24秒ルールの概要
  • ボールを保持したチームは、24秒以内にシュートを打つ必要がある
    ⇒シュートが入るもしくはリングに当たる必要がある
  • 24秒はショットクロックで計測されている
  • バスケにスピード感を生み出すための重要なルール

24秒ルールは、24秒以内にオフェンスがシュートを打つ必要があるというルールです。

バスケマニア
バスケマニア
要するに、24秒以内に攻撃を完結させる必要があるというわけですね。

単純にシュートを打てば良いわけではなく、ゴールするか、リングに当たる必要がある点は注意が必要です。

詳しくは以下の記事で解説してますので、合わせてご覧ください。

14秒ルール(24秒新ルール)

14秒ルールの概要
  • 24秒ルールの一部
  • シュートが外れてオフェンスがリバウンドを取った場合、24秒ではなく14秒にクロックをリセットする
  • ディフェンスがファールをした時(ただし、フロントコート内でショットクロックが14秒以下の場合)24秒ではなく14秒にクロックをリセットする

14秒ルールは24秒新ルールとも呼ばれ、24秒ルールの一部です。

24秒ルールの下では、常に24秒ショットクロックが動いており、ゴールが入った際などはカウントが24秒にリセットされます。

バスケマニア
バスケマニア
この例外が14秒ルールです。

オフェンス選手がリバウンドを取った場合などは、クロックは24秒ではなく14秒にリセットされます。

バスケットボールをさらにスピードアップさせるルールで、2010年に国際ルールに加わった比較的新しいルールです。

バスケットボールが「○秒ルール」を導入する意味

バスケットボールは「〇秒ルール」が存在することで、常に積極的でスピーディーなプレーを見ることができます。

バスケマニア
バスケマニア
時間制限があるからこそ、選手はじっとしていられないのです。

多くのスポーツで見られる、「勝っているチームによる時間稼ぎ」ということもバスケットボールでは難しいのです。

「〇秒ルール」はバスケットボールがスピーディーでエキサイティングなスポーツであるために、一役買っていると言えますね。

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